次世代の有望株が続々台頭
　マ力系素材・マカは、スタミナ補給や、疲労回復としての利用も進み、幅広い層へ浸透する。
　近年は、更年期障害に関する有効性が確認され、「ホルモンバランス・冷え」をキーワードに女性層への開拓もみられる。

　抗炎症・鎮痛作用を有するキャッツクローは、関節対応素材として定着。ロコモ(運動器症候群)の追い風もあり、更なる需要増が見込まれる。
　このほか、優れた抗酸化力が特長の「アサイー」「マキベリー」、エビデンスデータが豊富な抗メタボ素材「エルカンプーレ」、植物性オイル「サチャインチ」といった有望株も台頭。
　南米発の個性豊かな天然素材が、安全性・有効性に関するエビデンスデータが拡充されるなか、健康食品市場全体において存在感を示している。