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特集 化粧品受託製造

 
回復基調に、6割が増収見込む
 化粧品受託メーカーの業績が回復基調を強めていることが本紙の取材・アンケート調査で明らかになった。
 アンケートは受託メーカー150社(回答70社)を対象に行い、経営状況が「良かった」と回答した企業は前回比3ポイント上昇(30%)、逆に「悪かった」は13ポイント減少(11%)した。
 不透明な景況が続く中、「どちらともいえない」という慎重論も依然として多いが、6割以上の企業が増収を見込んでいる。


 受注素材はコラーゲン、ヒアルロン酸、EGFの御三家が不動の人気を得たが、プラセンタが4位にランキング。人気アイテムは前年同様、美容液、クリーム、化粧水が上位を占めた。
 各社は進展するアウトソーシング、異業種からの新規参入に対応し、素材開発を含む新商品開発力、企画提案力強化に向けた設備、研究開発投資に積極的に取り組み、ビジネス拡大に注力する。

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