アジア最大規模の機能性素材展示会へ
アジア最大規模の機能性素材の展示会「食品開発展2006」(主催・CMPジャパン)が6日、閉幕した。出展規模は500社以上・865小間で過去最大。3日間で4万4,481人が来場した。国内外の機能性素材のほか、食品・健康食品素材、加工技術や安全対策技術なども一堂に集まり、大きな盛り上がりを見せた。
食品開発展の記念セミナーでは、各界の識者や第一人者を講師に招き、海外情報、製品開発、表示・規制、マーケティング、食品衛生管理など多岐にわたる最新の講演が行われた。以下に一部の要旨を紹介する。このほか、大豆の有用性に関し、東京大学医学部教授の武谷雄二氏や京都大学名誉教授の家森幸男氏が興味深い講演を行っている。また、国際サプリメント協会連合(IADSA)CEOのサイモン・ペットマン氏は、日本健康食品規格協会主催の講演会(後援・CMPジャパン)で、欧州連合で健食の統一規定作成の動きがあることを紹介した。
行政・業界ニュース
「食品開発展2006」に4万5,000人
行政・業界ニュース
- 24年上期 健食受託調査 139社が回答 54%が増収も、「経営良好」は31%に
- 機能性表示食品「食品表示基準」改正へ 新規関与成分、「慎重に確認」
- 通販協、23年通販利用の実態報告書 健康食品購入は14.6%で横ばい
- 機能性表示食品、サプリ形状の製造「GMP義務化を」 消費者庁検討会が報告書、3つの論点で提言
- 厚労省、プベルル酸の動物実験結果を公表
- 機能性表示食品の全点検 健康被害情報77件、因果関係「確実」はゼロ
- 関係閣僚会合 機能性表示食品で「今後の対応」 食品表示基準など改正へ GMP製造管理で立入検査も
- 健食利用者、8割が「ほとんど毎日摂取」3年以上のロングユーザーが約半数に 健食懇調査
- 「機能性表示食品」検討会 健康被害情報の扱い議論 医師診断の事例「報告義務化を」
- 23年度DgS販売額、9%増8.5兆円 「健康食品」8.5%増、約2,790億円で過去最高