健康産業オンライン

オメガ3、脳や胎児の健康に有効

DHA・EPA摂取量、国の推奨値の3割減に
GOED、都内で第1回セミナー
 油や微細藻類に多く含まれるEPA・DHAなどオメガ3系脂肪酸の世界的な業界団体であるGOED(Global Organization for EPAand DHA Omega-3s)が先月20日、日本で初めてセミナーを開催した。
 セミナーにはオメガ3系脂肪酸研究の第一人者で、1970年代に「魚を食べると頭がよくなる」とする研究成果を報告したインペリアル・カレッジ・ロンドン脳栄養科学研究所所長のマイケル・クロフォード博士や、小児科専門医でカリフォルニア大学医学部助教授のウィリアム・シアーズ博士らが、脳や妊産婦、胎児などに対するオメガ3系脂肪酸摂取の重要性について講演した。


 日本では「食事摂取基準」の中で、生活習慣病の一次予防を目的にDHA・EPAの1日摂取推奨量を1g以上に設定しているが、海産物の摂取量は25年前に比べ25%減少。EPA・DHA摂取量は推奨値よりも350mg以上下回っていることが報告された。

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