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注目の機能性化粧品原料

市場成熟化へ、新規参入続く化粧品業界
 経産省生産動態統計によると、化粧品出荷額は97年の1兆5,189億円をピークに、リーマンショックや震災などの影響を経て、近年は1兆4,000億円前後で推移。
 国内市場の成熟化に伴い、化粧品原料メーカー各社は、「植物由来(天然)」や「抗シワ」、「大気汚染対応」、「抗糖化」、「サスティナブル」など、昨今話題となっているキーワードに対応した新規原料の提案で差別化を打ち出す動きが顕著に。


 化粧品業界は市場の成熟化に伴い、さらなる差別化への取り組みが加速している。
 エコサート認証をはじめとするオーガニックコスメや、国産原料を使用した安心安全を訴求する商品、化粧品とサプリメントの両面から肌の健康を訴求する“内外美容”といったキーワードに加え、「環境配慮」や「抗シワ」など新たなキーワードも登場。
 また、新規参入の増加傾向も続いており、健康食品業界でも、サントリー、わかさ生活、山田養蜂場、キューサイといった企業が化粧品市場へ参入。
 健康食品の実績を背景に、機能性について裏付けを持った化粧品原料を採用する傾向が見られる。

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