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エイジングケア

高齢者と女性が牽引する美と健康ビジネス
エイジングケア市場、健康長寿産業の中核へ
 いつまでも若く、美しく、健康でありたい」―― 国民のセルフメディケーション志向の高まり、治療から予防へのシフト、高齢化社会の進展とアクティブシニアの増加などを背景に、エイジングケアを実践する国民が増加。
 国も健康長寿産業の創出に向けた方針を打ち出し、美と健康ビジネスの振興を後押しする。
 エイジングケア市場には、抗酸化やホルモンバランスの改善、美肌、眼、脳、運動機能などに訴求するサプリメントのほか、機能性化粧品、健康・美容機器などが数多く流通。
 これらを組み合わせた総合的なアプローチとして、内外美容をコンセプトとした商品投入も活発化している。


 高齢化の進展やアクティブシニア人口の増加などに伴い、エイジングケアや健康寿命の延伸を訴求する健康食品や化粧品、美容・健康機器などの需要が高まっており、今後も市場拡大が見込まれている。
 厚生労働省が今年4月より始動させた第二次『健康日本21』では、「健康寿命の延伸」として、平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加を目標に設定。
 政府の「日本再興戦略」でも、戦略市場創造プランの1つのテーマとして、「健康長寿の延伸」が組み込まれ、エイジングケア市場は健康長寿産業の中核へと浮上した。
 高齢者や女性を中心に拡大するエイジングケア市場では、男性向けの商品投入も相次ぎ、新たな広がりを見せ始めている。

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