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新たな産学連携始動、勝組と負組の仕分け進む
 大阪発の新たな健康産業への取り組みが活発化し始めている。
 7月には、文部科学省の研究助成による抗疲労研究で、国内外の注目を浴びた大阪市立大学が、健康科学の研究拠点としてグランフロント大阪(うめきた先行開発区域プロジェクト)に「健康科学イノベーションセンター」を開設。
 抗疲労研究を中心とした、健康維持・先制医療への先進的取り組み(健康科学研究)を発信し、他大学、研究機関(学学連携)や企業等(産学連携)との連携を通じ、新たな製品・サービスを創出することを目的とするという。
 大阪府には、健康関連企業が300社以上点在する。


大阪発の新たなビジネス創出勧める大阪産業創造館
 大阪で産学官連携を進める大阪産業創造館は、大阪市が2001年に開設。
 以来、「中小企業・ベンチャー企業の活性化を進めること」を主目的に、創業以来、経営相談をはじめ、セミナーやビジネススクール、商談会、交流会などを提供。
 これまで、『健康食品マッチングフェア』や大阪市立大学を中心とする抗疲労研究チームと連携した研究会などを主催。最近では名称を「ビジネスコラボレーション&サポートスクエア316」と変更。ライフ(健康・医療・介護等)・グリーン(環境・エネルギー等)分野を中心とした成長産業分野の新たな製品・サービスの実現に向けてプロジェクトのブラッシュアップをサポート。さらに大阪市に認定されたプロジェクトは、細やかな個別支援を行い、市場化までを徹底的にサポートするサービスを開始している。

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