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新アイケアサポート素材

眼精疲労に加え、眼病予防訴求で提案活発
高齢化社会に加え、スマートフォンやタブレット端末の普及、VDT(Visual Display Terminals)作業人口の増加など、日常生活で目を酷使する機会が増えている。
健康と食品懇話会が消費者を対象に行った調査では、健康上気になることとして「視力の低下」と答えた人が40%と最も高いことが明らかになっている。このような視覚改善訴求の高まりから、アイケアサプリは年々需要が高まっている。


ブルーベリーに次ぐ素材として、近年ではルテイン、ゼアキサンチン、カシス、マキベリー、クロセチン、黒大豆種皮抽出物などが注目され、市場形成が進んでいる。
眼精疲労改善に加え、中高年層の加齢に伴う加齢性黄斑変性(AMD)や緑内障などの予防としての需要も高まっている。
昨年5月には、米国国立健康研究所(NIH)が進めてきた、AMDに対するルテインやゼアキサンチンなどの効果を確認する介入試験「AREDS 2」の内容が発表され、これに合わせた商品や原料提案も活発化している。来年3月までに実施される新たな機能性表示制度を皮切りに、さらなる市場拡大も期待されている。

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