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大麦

健康機能性食材として認知拡大
機能性表示きっかけに需要拡大へ期待
大麦市場を取り巻く環境が活気付いてきた。
一定の評価を得ていた水溶性食物繊維の多さ、血中コレステロール量の低減および血糖値の上昇抑制効果に加え、来春から実施が見込まれる機能性表示にも期待感が高まっている。
「健康にいいらしい」というイメージは消費者にも浸透しつつあるが、機能性表示という形で明確化されれば健康食だけでなく、一般食品としても幅が広がっていく可能性が出てくる。


大麦を使った製品開発が加速する一方、消費者の関心も集まりつつある。
昨年日本では日本糖尿病学会が麦飯を食事療法のメニューとして提案。
一昨年、(公財)日本健康・栄養食品協会も食品機能性評価で大麦由来のβ-グルカンをB評価と認定。関係者の耳目を集めるようになり、健康機能性食材としての地歩を固めつつある。
来年度以降の飛躍に向け、現在は市場拡大のための地ならしが着々と進行しているところだ。

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