世界医学の源泉、予防医学領域で活躍
高齢化社会における未病・予防医学への関心が高まる中、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダが存在感を増している。
一般的には、ハーブオイルを用いた美容サロンやヨーガ、瞑想などが認知されているが、自然治癒力を高めて乱れた生命機能を調和させるための深い洞察と膨大な臨床試験に基づいて構成された理論体系で、およそ800種類もの伝承素材が用いられ、健康食品でも数多くの機能性原料が提案されている。
訴求内容に応じた素材提案に加え、日本向けの製品開発や、施術と連動した健食提案など活躍の場が広がってきている。
国内の主要サプライヤーは、アーユルヴェーダの理論体系を踏まえた新素材の提案だけでなく、新たな機能性データの付加や美容施設との提携、日本向け製品開発用の国内工場の建設、オリジナル開発製品など多角的な提案を進めている。