厚生労働省は、2010年度まで展開する国民健康づくり運動「健康日本21」の新規目標として、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関する項目を追加する方針を固めた。メタボリックシンドロームを認知している成人の割合を2010年度までに8割以上に引き上げることを新たな目標値として追加。また健診後の栄養指導を充実するため、管理栄養士などの人材育成を重点的に行う。「健康日本21」中間評価報告書案では、野菜摂取量や歩数の低下、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が中高年男性で改善していない点などを指摘。国の健康政策が空振りに終わっている実態を踏まえ、メタボリックシンドローム対策に照準を定め、産業界との連携強化による健康政策へと転換する。(続きは本紙で)
健康産業オンライン
新規目標にメタボ症候群、追加 国の健康政策空振り、産業界との連携強化へ 「健康日本21」
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