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【特集】アクティブシニアサポート 注目の骨・筋肉商材


市場形成から拡大へ
超高齢化突入で注目の巨大市場

 我が国では超高齢社会の突入に加え、「趣味やスポーツなどを通じ、老後の生活を充実させたい」という高齢者の意識の変化、介護費用の削減および健康寿命の延伸に向けた政策などにより、アクティブシニアサポート市場が拡大を続けている。現在、高齢者栄養の観点からロコモ、サルコペニア、フレイルに関する研究が進んでいるのに加え、定期的な運動と組み合わせることで、より包括的な対策となることが数々の研究成果からわかっている。市場参入各社ともエビデンスの拡充に注力しており、新制度に対応すべく研究レビューを完了した企業もある。“市場形成から拡大へ”。アクティブシニアサポート食品市場の現状を追った。



ロコモ・サルコペニア対策
「食と運動」による介入が有効

 アクティブシニアとは、自分なりの価値観をもち、定年退職後も趣味や活動に意欲的なシニア層のことを指す。スポーツにいそしむ人も多く、一昔前の高齢者と比べると体力は飛躍的に向上。スポーツ庁の調べでも高齢者の体力や運動能力が17年連続で上昇していることがわかっている。その一方で平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は 9 ~12年。今後も平均寿命は延びていくものと思われるが、健康寿命との差をいかに縮められるかが課題になっている。
 桜美林大学加齢・発達研究所所長で国立長寿医療研究センター所長でもある鈴木隆雄氏は、昨年の「食品開発展セミナー」で高齢者の体力年齢が10年間で10歳以上若返っているというデータを紹介した。さらにはフレイルの前段階にある高齢者女性にとって運動と、アミノ酸などによる栄養介入が有効という研究成果を報告。週 2 回、1 回 あたり60分程度の・・・
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