ジャパンローヤルゼリー㈱(JRJ:東京都新宿区)は、(公財)日本健康・栄養食品協会の安全性自主点検認証(原材料)に登録した天然型生RJとRJ凍結乾燥末を供給する。同社の天然型RJは、アルツハイマー病の発症予防との関連について研究が進んでいる。
昨年10月、スロバキアで開催された第20回自然医学会国際大会にはJRJ蜂医科学研究所所長の山口喜久二氏が招かれ、「山口喜久二式自然養蜂®」で生産された天然型生RJの認知機能の維持・改善に関する研究成果を発表。同社では、東北大学大学院薬学研究科准教授の山國徹氏と共同研究を行い、海馬神経細胞において長期記憶形成にかかわるCRE依存的転写活性や神経栄養因子(NGF、BDNF)の発現を増強する効果などを確認した。
同社が持つ天然型RJの認知機能領域における機能性として注目を集めている。関係者によれば、「機能性表示を視野に入れながらも、それ以外の様々な可能性についても検討している」という。食品や飲料での用途の他にも、新素材開発やスポーツ素材を使った製品開発を進める。
昨年末に報告書をまとめた機能性表示食品制度の見直し検討会では、エキスに関する規格を設けることで一致するなど、エキス・分泌物の機能性素材は今後ますます可能性が広がると見られており、RJからも目が離せない。
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