農研機構、機能性農産物で研究成果
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、20億円の補正予算に基づき13~15年度に実施された「機能性をもつ農林水産物・食品開発プロジェクト」の研究成果集を公表した。カンキツなどで機能性表示を目指す計画も盛り込まれている。
プロジェクトのうち「機能性を持つ農林水産物やその加工品の開発」では、高β- グルカン大麦、高テルペノイドゴーヤ、高タンパク大豆、高メチル化カテキン緑茶などに関する11課題の研究を実施。β- コングリシニンを高含有する大豆に関する研究では、長期介入試験により、血中中性脂肪の有意な低下を確認した。「食生活を通じて大豆が国民の健康維持増進に寄与できることを示した成果」とし、機能性表示を通じて大豆食品の消費拡大が期待できるとしている。
β-クリプトキサンチンの研究では、糖尿病など生活習慣病の予防改善に有効であることが示された。β-クリプトキサンチンを含むミカンと果汁飲料がすでに機能性表示食品として受理されていることにも触れ、「今後も他の産地から・・・
(詳しくは4/19発行・第1618号で)
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