日本健康・栄養食品協会は 3 日、2016年度の特定保健用食品市場が前年度比1.1%増の6,463億円になったとする調査結果を発表した。
保健の用途別市場規模は、「整腸」が3,418億円(前年度比0.1%増)、「中性脂肪・体脂肪」が1,950億円(同2.2%増)、「歯」が299億円(同1.8%減)、「コレステロール」が270億円(同19.4%増)、「血圧」が187億円(同8.8%減)、「骨・ミネラル」が176億円(同18.3%増)、「血糖値」が162億円(同10.8%減)。整腸と中性脂肪・体脂肪で市場全体の 8 割を占める構造になっている。
販路別では、特保のメインチャネルとなっている「スーパー」が2,563億円(同5.3%増)と伸長。「戸配」が1,433億円(同8.5%減)、「コンビニ」が1,071億円(同3.3%増)と続く。
食品の種類別では整腸系の多い「乳製品」が3,187億円(同0.3%減)で、やや減少したが最も市場規模が大きい。
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