通販企業の研究所を訪問したおり、帰り際に、「これだけ暑いと通販の利用が広がりますね」と言われた。このところの極暑で、ビールや冷菓の増産の動きを踏まえたもので、なるほど「通販か」と思いつつ、しかし、家庭用品全般を考えると「(専業通販よりも)アマゾンに集まっちゃうのでは」との結論に。通販といっても、勝組になれるか競争は厳しい。それにしても温暖化と気候変動、水害などで流通チャネルの変化に相関性が生まれるかもしれない。
こうした中で、17年度版の「経済財政白書」が公表されたが、ここでは流通チャネルの革命的な変化に触れている。(詳細、速報7.25)膨大な調査報告のまとめでは「コンビニやドラッグストアーなど立地や品揃えを強みとした流通チャネルが拡大する一方、実店舗からネット販売へのシフトも見られる」と特長を分析している。
具体的な流通チャネルの変化では、16年の売り上げでは百貨店が6.6兆円、量販店が13兆円、コンビニは11兆円と・・・
詳しくは2017年8月2日発行号で!