MTG（名古屋市中村区）は22日、都内で会見し、富士フイルムと共同開発した、高濃度・高純度・低分子コラーゲン採用のインナービューティードリンク『リファコラーゲン　エンリッチ』を発表。MTG社代表取締役社長の松下剛氏は、日本国内での100万本販売を目標に掲げたうえで、将来的な世界展開にも言及した。

（写真左から、賀来千香子さん、MTG・松下剛社長、富士フイルム　ヘルスケアラボラトリー・松本考司代表取締役社長）

MTG社は、世界ナンバーワンのEMSブランドを目指す『SIXPAD』やマドンナとの共同事業『MDNASKIN』等のブランドで知られる。肌を滑らすことで体内コラーゲン産生が促進されることが確認されている美容ローラー等のブランド『ReFa』は、累計販売700万本を達成するなど同社の主力ブランドの一つ。同ブランドは美容機器と化粧品などあらゆる美容アプローチを融合し、新たな価値を創出する「UNITED BEAUTY」をテーマに展開していることから、新たな“コラーゲン美容”としてインナービューティーに着目した新製品『リファコラーゲン　エンリッチ』の開発に至った。

同製品は1本480mL（約1カ月分）に160,000mgのコラーゲンを配合しているほか、1番抽出の高純度、効果的な吸収が期待できる低分子といった「高濃度・高純度・低分子」が特長。写真フィルム製造で培ってきたコラーゲン開発技術力、品質力を持つ富士フイルム社の素材が採用されている。会見で松下氏は「世界ナンバーワン作りたい、と研究者には大変な苦労をかけた。ワガママな要望を受け入れていただいた」と感謝。毎日継続して飲めるよう味は試作を繰り返し、そのままでもアルコールなどで割っても美味しく飲めるとPRした。また「誕生日などのプレゼントで使ってもらいたい」とボトルデザインにもこだわったという。『ReFa』のブランドアンバサダーを務める女優の賀来千香子さんも登壇し会見に華を添えた。

同製品は全国の百貨店および免税店、公式オンラインショップで販売。9月15日には表参道ヒルズに旗艦店もオープンし、プロモーションも展開予定という。松下氏は、当面の販売目標として「日本国内で100万本」を掲げ、将来的な展望として香港や韓国を中心としたアジア圏、ヨーロッパ、アメリカなど世界進出を見据えているという。