食品に含まれる医薬品リスト成分の機能性表示、「可能にすることを検討」――規制改革ホットラインに寄せられた要望に対し、消費者庁ならびに厚生労働省が前向きな回答を示した。
同様の要望を行ったのは、健康食品産業協議会、日本バイオ産業人会議、在日米国商工会議所。医薬品リストで一定要件を満たすものを機能性関与成分として扱うことを可能とする例外規定を設けることなどを求めた。
ウェブでは一部を公開しています。全文は紙面(2018年1月3日発行・1635号)で
同様の要望を行ったのは、健康食品産業協議会、日本バイオ産業人会議、在日米国商工会議所。医薬品リストで一定要件を満たすものを機能性関与成分として扱うことを可能とする例外規定を設けることなどを求めた。
これに対する消費者庁と厚労省の回答は、「検討を予定」という前向きなもの。医薬品リスト収載成分で、「医薬品とならないことが明確になる場合」との条件を付けたうえで、かつ表示にあたり事業者が特に留意すべきことを検討し、「当該表示を行うことを可能にすることを検討する」とした。
また民間企業から、消費者庁の食品表示企画課に届け出た内容について、表示対策課から問題を指摘されることのない仕組みの構築と、事業者から表現方法の質問を募集してQ&Aとして示すことの要望があった。“表現のNG例”などが提供……
ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1635号/2018年1月3日号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら
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