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ファンケル、アラサー女子対象の新スキンケアブランド「AND MIRAI」発売 -発表会レポート-

㈱ファンケル(横浜市中区)は来月1日より、肌の変化を感じ始める30歳前後の女性を対象にした新スキンケアブランド「AND MIRAI」を新発売する。

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同シリーズは、現代の生活習慣によって起こる肌トラブルに着目し、世代特有の生活習慣の影響から肌を守ることをコンセプトに開発。同社アラサー社員による“アラサー女子プロジェクト”から生まれた商品で、「アラサーの、アラサーによる、アラサーのためのスキンケアブランド」と位置づける。

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商品説明を行う 化粧品事業部 商品企画 小林慶美氏

同社が行った肌測定調査では、現代と20年前の30歳前後の女性の肌弾力を比較した結果、現代の方が肌弾力の低下率が高いことがわかったといい、その原因として、スマートフォンの長時間使用によるブルーライトの影響や、噛まない食事、マスクの着用などにより表情筋を動かす機会が減っている点を指摘。また、「30歳前後の女性は、徐々に肌の変化を感じながらも自分に合ったスキンケアが分からないという悩みを持った人が多くいる世代」でもあるとし、30際前後のアラサー世代を対象にしたブランディングを行う。

シリーズ品には、独自のブレンド成分「桜発酵チャージ成分」と「目覚まし処方」を配合。スマートフォンなどから発生するブルーライトは、肌の基底層に影響し、活性酸素を増加させるほか、肌の生まれ変わりに影響する遺伝子の作用が低下することが分かっている。なかでも、表皮に近い17型コラーゲンの分解が促進されることから、同社では17型コラーゲンのケアが重要と位置づけ、増加促進作用のある桜の蜜由来酵母の酒粕抽出エキスと八重桜の花から抽出したエキスを組み合わせ、さらにクレアチンをミックスした「桜発酵チャージエキス」を採用した。

一方、肌のハリを保つ新たな研究成果を活かした独自処方「目覚まし処方」は、表情筋を使用しないことで起こる筋力の低下に着目し、筋肉から分泌されるホルモン「マイオカイン」の回復を目的に、温感効果、芳香成分、マッサージ効果の要素を取り入れた。

商品は、『スキン アップウォッシュ』、『スキン アップジェルクリーム』、『スキン アップローションI』の3アイテムで展開。ジェルクリームのみブルーライトをカットする「イエローバリア成分」も配合している。バラエティショップや通販サイトAmazonで発売を開始し、5月中旬からは一部直営店でも取り扱いを開始する。

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