統合医療

懸念される新型インフルエンザの大流行

新型インフルエンザ対応を巡って関係省庁の動きが騒がしくなってきた。米国発金融不安や解散総選挙の話題で、影を潜める格好になっているが、9月22日の厚労省専門家会議では、大流行(パンデミック)の発生に備えて各家庭に8週間分のマスクを備蓄するなどの対策をまとめている。


また、WHOの警告フェーズは今年に入りレベル3となった。これは人から人への感染が限定的であるが確認された段階。つまり人―人感染が増加する前兆と捉えることができる。インフルエンザの流行は、気温が下がり空気が乾燥しだす11月から2月にかけてが、要注意期間。ただ、新型インフルエンザは道の病原性ウイルスであるだけに、確たる防衛策は存在しない。

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