兵庫県はこのほど、産学官連携による機能性食品開発等の共同研究を支援する2018年度「『農』イノベーションひょうご研究開発プロジェクト」事業で計8件を採択したと発表した。
共栄物産(株)(尼崎市)、深山農園(株)(相生市)、大阪府立大学は、プロビタミンDと食物繊維が豊富な新規機能性食品開発に取り組む。「合成サプリメントとは異なる商品の製造販売を目指す」としている。
(株)アトラステクノサービス(神戸市)、(株)ナチュラリズム(同)、兵庫県立大学では、「有機栽培ケールの構造・栄養学的観点による相関解析に基づいた機能性野菜チップスの開発」を推進。(株)ささ営農(たつの市)、(株)今酢屋(同)、武庫川女子大学では、「桑の実」の機能性・安全性解明ならびに、機能性を生かした商品開発を進める。
本記事は「健康産業新聞 1649号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら
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