高齢者向け商品の開発も加速
レジャー白書が発表した2017年の「ジョギング・マラソン」の参加人口は2,000万人。フィットネスクラブ市場は4,610億円と過去最高を記録するなど、国民の運動・スポーツへの関心が高まりをみせている。スポーツ人口の増加とともに、運動中の栄養補給や運動後の疲労回復など、BCAA、HMB、オルニチン、シトルリンなど各種アミノ酸のニーズも高まっている。また、ロコモ・サルコぺニア対策や高齢者の低栄養対策など、シニア向け商材でも各種アミノ酸・ペプチドが注目されており、飲料やゼリー、サプリメントなどで採用が進む。スポーツ人口の増加、超高齢化社会を背景にアミノ酸の活用シーンはさらなる広がりをみせている。
フィットネス市場が好調 スポーツ向けの提案活発化
日本生産性本部余暇総研が7月に発表した「レジャー白書2018」によれば、フィットネスクラブ市場が過去最高の4,610億円(前年2.9%アップ)を記録。スポーツ部門で参加回数が増加した種目は、テニス、トレーニング、ウォーキング、水泳、スキー、テニス、バレーボール、バスケットボール、ボウリング、サッカー、ジョギング、マラソン、ゴルフ(練習場)となっている。さらにスポーツをしない人が、“将来やってみたいと考えるスポーツ”で多かった回答は「ジョギング、マラソン」だった(レジャー白書短信第12号)。
近年はコンビニ併設型ジムや女性専用ジム、専門性に特化したライザップなどが話題を集め、サーキットトレーニングジムやヨガスタジオ、ライザップをはじめとするパーソナル型、24時間ジムなどが市場全体の活性化に貢献している。フィットネスではアミノ酸訴求とボクササイズプログラムの……
ウェブでは一部を公開しています。全文は「健康産業新聞」紙面(1649号)で
ロコモ・サルコぺニア対策から褥瘡改善など、高齢者向けの提案が加速
アミノ酸市場はスポーツシーン向けがシェアの大半を占めるが、近年では、より訴求ポイントを絞った商品開発が進んで……
疲労回復、血糖値抑制、睡眠の質改善など、裾野広がるアミノ酸市場
アミノ酸は多様な機能性から、幅広い分野にも訴求できる素材だ。疲労回復、血糖値抑制、睡眠の質改善など、各社では様々な訴求でアミノ酸を展開して……
ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1649号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら
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