エステ、スポーツジムルートで好評
伝承素材からエビデンス素材へ―― 転期迎える田七人参
中国では、お金に換えられないほど貴重だという意味の「金不換」と呼ばれ重宝されてきた「田七人参」。日本でも、1970年代後半に、「サポニン」という化合物を多量に含むことが明らかになり、抗肝炎や血流・血管環境の改善など機能性の研究も進められ、肝機能対応、血流改善素材として徐々に浸透。無店舗ルートを中心に堅実な市場を形成してきた。最近では、さらなる市場拡大を目指し、エステやスポーツジムなど新規ルートの開拓のほか、メタボ対策、美容対応を訴求して新規顧客の獲得が進んでいる。そこで、田七人参の現状をレポートする。