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【特集】錠剤化のための添加剤・素材 (1284号)

改良品、直打用向け製品―など提案活発に


携帯・服用性に優れていることから、健康食品の中で最もポピュラーな形態となっている錠剤。
毎年本紙が実施する受託製造企業を対象にしたアンケートでも、常に「受注数量の多い形状」でトップに。その製造工程において欠かせない存在なのが添加剤だ。
添加剤とは、主剤(機能性成分)を摂取するのに適切な剤形に整えるため使用される、食品添加物及び同様の目的で使用する素材のこと。成形素材(賦形剤・結合剤)、滑沢素材、コーティング素材、崩壊素材に分類できる。
長年、使用される素材が定番化していた添加剤だが、ここ数年、規制緩和と業界サイドの働きかけから使用できる添加剤が増加し、新素材の提案や、さまざまなニーズに対応した改良品の提案も相次ぎ、業界は活発化している。

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