「機能性食品・化粧品」(3.6%増)、4割占める
近年、北海道におけるバイオ産業分野の成長は著しく、北海道バイオ産業の20年度の売上高は約400億円で、9 年連続で増加になることが、北海道経済産業局の調べでわかった。
調査は「北海道バイオ産業クラスター・フォーラム」参加企業115社およびフォーラム外協力企業14社を対象に実施。
同クラスターは、「機能性食品・化粧品」分野が最も多く50社。「医療・医薬」分野(16社)を含めた両分野で約6 割を占める。
調査によると、平成20年度の売上高は、前年度比12.8%増の395億円。
9 年連続の増加で、大台の400億円が射程圏内に入った。
分野別で見ると、4 割以上の企業数を占める「機能性食品・化粧品」分野が133億4,700万円(同3.6%増)と同クラスターを牽引。
同局では、道内の農水産資源等を活用した新たな機能性食品・化粧品素材を開発する企業の売上が拡大していることを成長要因に挙げている。