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ブドウ由来素材、レスベラトロールに注目集まる

抗酸化能の高さで認知進む


 ブドウは、その機能性の高さも古来より知られており、健康目的での長い歴史を持つ。
 その機能性の源は、豊富に含まれているポリフェノールによるものだ。
 90年代より、ブドウポリフェノール研究は進んでおり、機能性素材として注目を集めている。
 なかでも、“レスベラトロール”は最注目の素材として期待が集まっている。
 レスベラトロールは、赤ブドウ果皮、種子、新芽などに多く含まれる強力なポリフェノールとして、学術関係者・製造メーカーから注目を集めている。
 90年代後半より、研究発表が相次いでおり、1997年には抗腫瘍作用(米・Science誌)、99年脳細胞ニューロンの結合促進酵素の活性化(英・New Scientist誌)、2002年抗腫瘍メカニズムの発見(英・British Journal ofCancer誌)、03年テロメアDNAの延命効果による長生き効果(英・Nature誌)、04年脂肪蓄積の減少、遊離脂肪酸の放出(英・Nature誌)、04年痛風抑制効果(英・Lancet誌)、06年哺乳類の寿命延長効果(英・Nature誌)など─年間1,000以上を超える研究が世界的な科学ジャーナルで発表されており、米国アンチエイジング医学会や日本臨床抗老化医学会など各学会の主要演題として、つねに取り上げられるものとなっている。

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