流通量600トン突破(前年比10%増)
植物性原料が本格化、成長続く
グルコサミン市場が右肩上がりの成長を続けている。
高い体感性と抜群の認知力から、膝の悩みを抱える中高年女性を中心に圧倒的な支持を得ている。
加えて、高齢化、肥満問題など社会的背景が市場を後押し。
国内流通量は600トン(前年比10%増)を突破した。
飲料や乳製品など一般食品への広がりをみせるほか、美容素材として利用されるケースも目立つ。
また、植物性・グルコサミンが台頭。アレルギーフリーを訴求点に供給量を延ばしている。
一方、業界サイドは早くより研究会を立ち上げ、研究成果などを積極的に発信。
こうした地道な取り組みが実を結び、医療関係者もグルコサミンの機能性に関心を寄せている。