47回の埼玉県薬事衛生大会が30日、さいたま市浦和の埼玉会館で開催され、JRJ蜂医科学研究所の山口喜久二代表が特別講演に立った。
山口氏は、雲南大学の博士号なども持ち、蜂産品などの研究で内外の賞を受賞してきたが、講演では、ローヤルゼリーへの出会いから、中国雲南省での(山口喜久二式自然養蜂による)養蜂の実際、また、日本医学会総会などで報告された放射線照射に対するローヤルゼリーの耐性や、各学会などでの腫瘍、免疫などへの影響などについて研究成果などが紹介された。また、ミツバチの歴史やパラオの壁画に残る蜂蜜など事例などの歴史考察、また、同じ卵から女王蜂や働き蜂になる不可思議などについての説明などが行われ、明快な語り口に、講演後、200人超の受講者からパーティー会場でも質問が相次いでいた。
本記事は「健康産業新聞 1656号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら
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