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業界団体一本化へ、まず8団体テーブルに

健康食品産業振興検討会が発足
「検討会発足は業界連携の第一歩」(健食懇・木村会長)


 健康と食品懇話会は14日、明治記念館で記者会見を開き、その席上、木村毅会長は業界8団体で組織される健康食品産業振興検討会の発足の経緯や概要について説明。
 業界団体の乱立と各団体の財政基盤の脆弱化が指摘される中、団体統合を視野に入れた道筋が明らかとなった。
 同検討会は9日に会合を開き、有効性ガイドラインの策定など4つのプロジェクトを立ち上げることで合意。健食懇は14日に開催した定期総会で、検討会への参画を盛り込んだ事業計画案を了承した。
 木村会長は「健食懇として検討会の参画を業界連携の第一歩として重視している」とし、団体連合とその先にある業界一本化に意欲を示した。消費者庁関連法案の今国会での成立が確実となり、健康食品の法制化など業界の基盤作りが急務となる中、業界の統合は不可欠とみられ、今後の動向が注目される。

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