日本農芸化学会2006年度大会(京都・3月25~28日)、日本薬学会第126年会(仙台・3月28~30日)が今月下旬、開催される。両学会とも、それぞれ農芸化学、薬学の見地から食品機能の解明に取組んでおり、今回も乳酸菌、ローヤルゼリー、ポリフェノール類、酵母類、キノコ類、CoQ10、大豆イソフラボンなど機能性食品関連の研究発表が目白押しとなっている。日本農芸化学会の第3回農芸化学研究企画賞受賞講演では、新種のビタミンとして注目されるピロロキノリンキノンの機能解明などの講演が行われるほか、「コエンザイムQバイオロジーの新潮流」(共催:日本コエンザイムQ協会、座長:山口大農・山田守氏)、「植物ポリフェノールの抗アレルギー作用とそれを利用した食品の開発」(座長:農研機構・山田(前田)万里氏ほか)などのシンポジウムが開催される。一方、日本薬学会での健康食品関連の発表は100題を超え、医薬品と食品の関係に関する研究発表も多数発表される。
健康産業オンライン
農芸化学会、“食品機能の新研究”目白押し、注目学会相次ぎ開催、25日から
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