「高齢化で医療と健康は有望産業」（日経BP・富田氏）

　NPO21世紀の食と健康文化会議主催の講演会「21世紀の食を考える勉強会」が先月28日都内で開かれ、理事長の細谷憲政氏と日経BP社の宮田満氏が講演した。
　細谷氏は「食品保健科学と評価科学の観点から見た人間栄養学の必要性」と題して講演。
　「科学には①根拠を作り出す学術・研究の分野、②根拠に基づき目的・目標を達成する分野、③実践の分野があり、正しく評価するには多くの資料を収集し、検討して予測を立て、評価することが求められる。そのためには十分な学術論争、評価論争が必要になる」とした上で、評価科学（Regulatory Science）の重要性に言及した。