法整備で、市場健全化へ
安全・品質規格基準化へ
健康食品市場の伸長とともに登場したペットサプリメント。「コンパニオンアニマル」の普及に伴い、高齢化や肥満による関節炎や生活習慣病が増加し、ペット用のサプリメントを取り扱う健食企業の参入は年々増加している。販売は通販や臨床データをバックに動物病院ルートへの展開が中心。最近はなか
なか広がらなかったペットフードのコアマーケットである店販ルートでもペットサプリメントが販売されるようになった。今年6月にはサプリメントを含むペットフードの品質・安全性を規格基準化した「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)が施行される。人間用のサプリメントが停滞する中、今後さらなる伸長が期待され、大手の参入も相次ぐペットサプリメント市場を見てみる。