ソフト・ハードともに植物性カプセルの割合が増加
化粧品や一般食品など用途拡大進む
健康食品で一般的な剤形であるカプセル。最近では腸溶性や崩壊遅延防止など機能性を付与し、製品の差別化の役割を果たしている。中でも、植物性の需要が急速に高まっている。ソフトカプセルでは、数社が特許を取得し、技術を競い合っている。また、ハードカプセルでは、植物性のHPMCカプセルを取り扱う業者が増えたことで、スタンダード化への道筋も見えてきた。そのほか、マイクロ・シームレスカプセルは、健康食品、一般食品などでのさまざまな利用が進んでいる。そこで、最新カプセル技術をレポートする。