美容・美肌の差別化素材として台頭
日ハム、林兼など大手が牽引
ここ数年、美容・美肌訴求の新規素材として注目されているのが、豚や魚由来の「エラスチン」。健食市場では、日本ハム中央研究所や林兼産業などの食品大手が原料供給を本格化させた2006年以降から市場形成が始まり、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、ローヤルゼリーなど他の美容・美肌素材と組み合わせた商品の投入が活発化している。機能性研究では、肌に対するバックデータに加え、血管機能
改善に関する研究成果も報告されており、美容・美肌や生活習慣病対策の差別化素材として、市場拡大の期待が高まっている。