不況下、ランニングブームがスポーツ市場牽引
余暇市場72兆8,760億円(2.4%減)
日常型レジャーに人気
2008年の余暇市場は前年比2.4%減の72兆8,760億円と、景気後退のあおりを受け、厳しい結果となった。
健康分野では、美容やヨガ・ジャズダンスなどは堅調だったものの、2003年以降、順調に成長してきたフィットネスクラブ市場は前年比1.4%減の4,160億円と2年連続の減少となった。
こうした中、近年のランニングブームを受け、トレーニングウエアやシューズなどのランニング用品は前年比5.5%増の2,490億円、スポーツシューズは同0.6%増の1,570億円と、スポーツ部門を牽引した。