美容・免疫分野で続々採用
独自の健診制度でサプリメント指導広がる
特定健診・保健指導の施行や混合診療の規制緩和、医療費削減を目的とした行政の施策として統合医療の関心が高まるなか、先行して医療用EBS(Evidence Based Supplement)の導入が広がっている。主に免疫、美容、メタボ対策として補完的に利用するケースが多い。
最近では医療現場だけでなく、大手メーカーも独自の健診制度やヘルスチェックで、サプリメントの摂取を紹介する新たな医療サービスを開始するなど、マーケット拡大の可能性も出てきた。このため医療分野の参入に向け、EBSを開発する企業数は増加傾向にある。治療から予防へ―― 医療用EBSの将来性は高い。