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通販協調査 今年度(4~6月)売上高反転増 底打ち期待も (1307号)

上位足踏み、中堅伸長 地殻変動の兆し


 (社)日本通信販売協会は5日、今年6月の通信販売売上高の調査結果を発表した。このうち健康食品の通販売上高は前年同月比3.9%増となり、金額ベースでは今年最高額となった。これで今年度第一四半期では前年同期比0.4%増となり、市場は底を打ったとの期待感も出てきた。
 健食のメインチャネルとなる通販ルートでは、ヒット商品も次々に出ている一方、参入企業も相次ぎ競争は激化。新規参入や中堅企業の躍進があり、カテゴリーでは美容系が全般的に堅調に推移している。
 一方、激化する競争のなかで、成功モデル商品には廉価品や類似品の投入など追随があり、長く勝ち組で居続けるのが厳しい状況もある。なお、健食市場は総務省発表の家計調査でも6月期前年同月比0.2%増と回復傾向となっている。

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