安全・品質・有効性の認証が信頼のキーワードに
自主基準による運用で業界健全化の一翼担う
健康食品の安全性確保に関する第三者認証制度が来春を目途に動き出すなかで、業界団体が自主的に運用してきた「認証・認定マーク」のあり方、役割に注目が集まっている。
第三者認証機関の運営に唯一名乗りを挙げている(財)日本健康・栄養食品協会では、第三者認証業務開始と併せて、1986年から運用してきたJHFAマークの規格基準を見直し、消費者の高い信頼を得られ業界の健全な発展が図れるニューJHFA構想を進めている。
健康食品関連の団体では、品質や安全性基準を定めた認証・認定制度を運用し、一定の貢献を果たしてきた。
しかし、業界や消費者の認知度は高いとは言えない状況にあり、適切な運用とともに、認知度を高めるための普及活動が急務となっている。