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【特集】 乳酸菌・乳酸菌生産物質 (1328号)

プロバイオティクス市場V字回復の兆し
インフル対策、がんリスク低減など研究相次ぐ


ここ数年低迷を続けていたプロバイオティクス市場がV字回復に向かっている。新型インフルエンザ対策の1つとして整腸と免疫との関連がクローズアップされたことに伴い、大手乳業メーカーや乳酸菌飲料メーカーの売り上げが拡大。健食市場でも乳酸菌・乳酸菌生産物質の原料の引き合いや商品開発が活発化している。ヨーグルトシェアトップの明治乳業は、抗インフル作用を持つ乳酸菌を配合した新製品を投入。新たな市場開拓を進めている。一方、乳酸菌生産物質も、本紙が昨年12月に実施した健康食品の2009年受託製造人気素材調査で上位にランキングされるなど、定番素材として安定した人気を保っている。インフルエンザや花粉シーズンを控え、商品投入が活発化する乳酸菌・乳酸菌生産物質の動向をレポートする。

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