特定非営利活動法人全日本健康自然食品協会は1 月17日、都内で新年賀詞交歓会を開催した。同協会理事長の杢谷正樹氏は、「自然食専門店と量販店、ネットと実店舗が対抗軸だった時代は終わった。農業就業人口はこの20年間で414万人から168万人に減少。時代は大きく変化している。こうした状況を見極め、全健協も今年1年を掛け、変わり方を考える年にしたい」と挨拶した。
来賓挨拶を行った日健栄協・事務局長の青山充氏は、4 月から予定している個別審査型のJHFAについて触れ、「行政OBやモノづくり経験者、研究者を新たにスタッフに迎え入れ、幅広い相談に対応できる体制を整えている」とし、「自然食品についてもサポートしていく」とした。
健康食品産業協議会・事務局長の原孝博氏は、機能性表示食品制度における軽症者データの取り扱いについて触れ、「尿酸値や認知症、アレルギーの3 つの領域に続く新たな領域を少しでも増やしていきたい」と述べた。
乾杯の音頭をとった㈱創建社・代表取締役社長の中村靖氏は「今年1 年健康で、皆さんと笑顔で過ごせる年にしたい」とあいさつした。
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