健食表示検討会“後半戦”へ
現実味帯びてきた“健食新制度”

消費者庁の「健康食品の表示に関する検討会」は後半戦に突入する。これまでに開いた3度の会合では、消費者と業界に配慮した冷静な議論を展開。業界内には「悪くない方向」という声も。しかし、正念場はこれから。機能性表示の実現へ向けて、具体的な表示内容・方法を提案できるかが問われている。4日開催の第4回会合では、海外の表示制度を参考に話し合う。機能性表示をめぐる世界の潮流に歩調を合わせる上で、重要な会合となる。3月に行う論点整理に向けて、議論はヒートアップしそうだ。