認知度拡大で市場本格化へ
栄養価や機能性が高い南米果実が評価されている昨今。ここ日本では、定番素材のアセロラに次ぐ新素材として、アサイー(ベリー)、カムカム、ブルーアガベ、ボロホなどが台頭。エイジングケア、ダイエット訴求の飲料主体で裾野を広げ、最近では粉末・エキス末原料をもとにカプセルタイプのサプリメントや化粧品を開発・販売する企業が増加している。
消費者認知度の飛躍的な向上もあり、南米果実は一大カテゴリーに成長しつつある。成分分析やエビデンスの構築も進み、成熟した健康食品分野へ食い込む新たなカテゴリーとして注目が集まっている。