青汁市場、670億円に拡大
2009年の青汁市場は、前年比5%増の670億円(小売ベース)と2年連続で成長軌道を描いた。
無店舗展開で100億円以上を売り上げる主要企業は微増ないし横ばいで推移したが、飲みやすさ、おいしさを追求した新製品・リニューアル商品が相次いだことが追い風となり市場規模が拡大。若年層を新たな購入層に取り込み、裾野を拡げている。
青汁の約8割が通販や宅配など無店舗ルートで流通する中、手軽に購入できる量販店や薬系ルートでの売上が2桁台の伸びを記録し、成長を後押しした。
機能性についてはメタボ対策、酸化ストレスの抑制、免疫能調節機能など様々な有用性が確認されており、健康維持・増進、メタボ、アンチエイジング対策の大型商材として持続的成長が期待される青汁市場を検証する。