ニューフェイスも続々、関節対応素材の提案活発化
飛躍のキーワードは「ロコモ」
節対応素材の提案が活発だ。菓子・飲料業界では、少子化に対応すべく、高齢者向けの商品開発を進めるなかで、関節対応素材の採用を検討する動きが加速。さらに、超高齢化社会の到来に備え、昨年から話題となっている「ロコモティブシンドローム」対策を追い風に、今後も関節対応サプリの新製品開発が活発化しそうだ。それに伴い、原料サプライヤー各社では、関節対応素材の提案を強化、新素材も続々上市している。各社では、関節対応カテゴリーで一大市場を形成するグルコサミンとの相乗効果を訴求、複合素材としての需要拡大を狙う。一方で、新素材開発、エビデンス蓄積を進め、単体での市場構築にも積極的に取り組んでいる。本特集では、国内流通量60tを誇る「MSM」、急ピッチで流通量を拡大する非変性Ⅱ型コラーゲン「UC・Ⅱ」、新規の関節対応素材として期待されている「SAM-e」、植物原料の「ボスウェリア」「ワイルドローズ」「アカシア」「キャッツクロー」など、次世代の関節対応素材の最新動向をリポートする。