欧米・アジアで急成長、国内市場も回復へ
ナットウキナーゼ、ビタミンK2、納豆菌などを配合した納豆サプリメントはここ数年、表示規制の影響から低迷していたが、大手メーカーのシリーズサプリの売れ筋上位にランクインするなど店販や通販ルートでの売り上げが回復しており、市場規模は前年の170億円を維持。伝統食品としての底力を見せた。一方、欧米・アジアでは市場開拓が本格化し、ナットウキナーゼとビタミンK2の原料・OEM供給量は2ケタ増と伸長。表示許可を申請する動きも加速している。今後、医家向けルートや海外での販路拡大、機能性研究の進展など、さらなる躍進が期待される納豆サプリメント市場をリポートする。