オメガ3、スーパーフルーツ、ビタミンD3…店舗流通から旺盛なニーズ
米国最大規模を誇る自然・健康食品の総合展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポウエスト」が今月12日~14日の3日間、カリフォルニア州アナハイムで開催された。開催規模は約3,000ブースで前回に比べ約500ブース拡大。来場者も昨年を上回る約5万6,000人が訪れた。今回会場で目立った素材は「ビタミンD3」、「オメガ3」、「スーパーフルーツ」。スーパーフルーツではアサイーのほか、レスベラトロールも脚光を浴びていた。また目立ったコンセプトは「sustainable(サスティナブル)」、「raw food」、「kids」。出展社の多くが極力加工をしない製品作りをアピールしているほか、子供向けのグミやジュースなどの機能性食品を展示した。2009年の米国健食市場は前年比1.1%増と堅調に推移、10兆円規模が目前に迫っている。