価格安定で進む市場
抗酸化能の高さで新たな機能性研究
ブルーベリー類は1990年代後半より、視力改善効果などで体感性が得られるものとして、日本市場において定着してきた。
食用での需要も伸びたが、なかでも、「ビルベリーエキス」を使用したサプリメント製品は健康食品における一大主力商品になるまでに成長し、その高いアントシアニン組成物濃度から体感性を持つ定番製品として認知されている。
順調に伸びてきたブルーベリー市場にストップがかかったのが06年で、原料価格高騰により供給不安が起きたが、昨年より価格は安定し、市場も一段落というところだ。表示規制のあるなか、高い認知度に加え、豊富なエビデンスを持っていることから健食としてのブルーベリーは通販チャネル、百貨店チャネル
で多くのリピーターを持ち、必須の商品として展開されている。