消費者認知向上で市場シェア拡大
新たなカテゴリーを形成
従来、「美しく見せる」ことにポイントが置かれていた化粧品にも、この5年ほどの間に、「エイジングケア」という新たな概念が生まれ始めた。
化粧品大手メーカーに限らず、富士フイルムに代表される異業種参入企業も、この流れに照準を合わせ商品を投入、次第に新たなカテゴリーを形成しつつある。
さらに健康食品やサプリメントを併せて摂取する「内外美容」の認知度が徐々に消費者に浸透しはじめ、今春には資生堂が40代女性をターゲットとした内外美容商品を市場投入。
「肌を健康的に若返らせる」効果が期待される成分を配合した化粧品・食品をセットにした新たな訴求も本格化し始めた。