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DHA・EPA・DPA

子供・高齢者への供給 民間企業が尽力
DHA・EPA摂取目安、1日1000mgに
 安定市場が続くDHA・EPA。
だが今後、市場活性化の動きも予想されている。
原料では、マルハニチロ、ニッスイ、タマ生、ハリマなどの国内サプライヤーに対し、エパックス(ノルウェー)、オーシャンニュートリション(カナダ)、ブルディ(スペイン)、ポラリス(フランス)といった海外勢が攻勢をかけている。


 末端市場でも、1日目安量でDHA・EPAを600mg~1,000mg摂れる高付加価値商品がユーザーから高い支持を受け始めた。
 また、機能がEPAの10倍ともいわれるDPAの提案も進む。
 一方、活況が続く米国市場では、今年に入ってグミなど子供向けの商品が次々に上市されている。
 学術面では、子供の脳・神経の発達、血流改善、認知賞予防などで多くのエビデンスがあり、乳幼児から高齢者まで幅広いニーズが見込まれる。
 今後、さらに少子高齢化が進み、大幅な総人口・生産人口の減少が予想される日本。
 研究者の中では、「DHA・EPAの摂取は国の将来にかかわる問題」との声も出ている。

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