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オリザ油化、「紫茶エキス」でSDGsに着手  アフリカ支援プロジェクトを開始

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、0586-86-5141)は、同社が扱う原料「紫茶エキス」「紫茶」の売上の一部をアフリカへ支援する取り組みを開始したと発表した。
同社では、紫茶に含まれる高いポリフェノール量に着目し、「紫茶エキス」を2013年に上市。一般的なお茶には存在しないとされる特異的なポリフェノール「GHG」を規格し、ダイエットや美容への有効性をテーマに機能性研究を推進してきた。このほど『Alluvia®』(ダイエット訴求)、『Purple Force™』(運動パフォーマンス向上訴求)を商標登録し、2 つのブランドで展開している。
今回のアフリカ支援プロジェクトは、「紫茶エキス」や「紫茶」の売上の一部を、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために活動している国際NGOプラン・インターナショナルに寄付するというもの。今年度は、南スーダンの難民の保護や衛生環境を整えるプロジェクトと女性性器切除から女の子を守るエチオピアでの活動支援に当てられている。一方、紫茶の産地ケニアは、世界最大の紅茶の産地で、お茶産業は総人口の7 %の生計を支えているとされるが、茶葉収量の不安定さや価格低下、低付加価値により、農家の受け取る収入も低水準で不安定なことが問題視されている。

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